撮り納めはぼうず?
さっきまで撮ってましたが、曇ってしまったので撤収しました。
30分露出の間に千切れ雲が通過してしまうので1枚も撮れませんでした。
結局今日はぼうずです。
今年の撮影はもう無理かな?
今まで撮った銀河の写真には背景に埋もれそうなほど小さな銀河と思しきものが写っているものがあります。
今使っているVC200Lとデジカメで一体どこまで遠方の銀河が写るんでしょうか?
銀河までの距離の計算は色々手法があるらしく、また誤差も相当なものらしいのですが、一応わたくしは以下の式を使っています。
r(距離)=V(後退速度)/H(=71)×3.26×1000000
これはどこかのHPだかブログに載っていた式でメモっていたんですが、どこだったか忘れてしまいました。勝手に使ってごめんなさい。
NGC3718&3729を撮った時に写っているHCG56の距離が約4億光年と言われておりますが、その中のPGC35615の後退速度がCartes du Cielで見ると8,411Km/sなので上式に当てはめると約3.9億光年弱となりますので、あながち間違いではないと思われます。
まあ、これが今までわたくしが撮った公式に距離のわかる最遠の銀河となります。
さてさて、M65、M66の写真の中にも一杯小さな銀河が写っています。きりっとした光斑は恒星ですが、もやっとした光斑は遠くの銀河です。
これらのうち周りの恒星位置から名称が特定できるものをピックアップし、そのうちPGC3542444の後退速度を見てみましたら55,191Km/sとありました。(位置的に多分間違いないと思いますが・・・)。
上の式にこれを当てはめると、なんとなんと約25億光年と出てまいりました。(Cartes du Cielが間違ってなければですけど・・・)。
うーん、わたくしのなけなしの想像力を益々掻き立てる数値が出てきました(笑)。
過去に撮影したものを色々と再処理してみた。
まずは今年3月2日のエントリより
NGC2146
VC200L + LPS-P2 + EOS KDX(SEO-SP2) ISO1600 30min×4枚(8℃)
EM-200 + DSI-Pro + PHD Guiding
NGC4038+NGC4039(アンテナ銀河)
VC200L + LPS-P2 + EOS KDX(SEO-SP2) ISO1600 20min×6枚(5℃)
EM-200 + DSI-Pro + PHD Guiding
NGC3190他
VC200L + LPS-P2 + EOS KDX(SEO-SP2) ISO1600 20min×1+30min×2+40min×1(3℃)
EM-200 + DSI-Pro + PHD Guiding
背景の荒れはこの際無視して淡い所がなるべく出る様にして、同時に色が抜けていたのを修正してみた。
アンテナ銀河は少しだけアンテナが見える様になった様な、なってないような・・・。
ついでに2月25日のM82の方もスターバーストが少しでも見えるように処理しなおしてみた。
M82
VC200L + LPS-P2 + EOS KDX(SEO-SP2) ISO1600 20min×7枚(0℃)
EM-200 + DSI-Pro + PHD Guiding
まあ多少は良くなったんでしょうか。NGC2146はちょっとやり過ぎね。
こうして改めて再処理してみると処理のことや撮影の仕方など今まで見えてなかったことが少しだけわかってきて色々有効です。
忘年会を始めとした飲み会も皆勤にてほぼ完了致しました。お月様が昇ってくるのも遅くなり、今日からお天気下り坂の予報もあるので昨晩はちょっと頑張ってみたんですが結果は散々でした。
EM-200を導入して以降、最悪のガイド結果です。
極軸合わせのミスか鏡筒バランス取りのミスだと思います。
確かに、SCOPE WESTで撮影するのに、何を勘違いしたか鏡筒バランスはウェイト側を若干重くしてしまったのでした。後で思い出しましたが、それこそ後の祭りです。
一応、自戒の意味も込めて撮影したのを処理してみました。
NGC678、680、691、694、IC167、1730
VC200L + LPS-P2 + EOS KDX(SEO-SP2) ISO1600 30min×2枚(7℃)
EM-200 + DSI-Pro + PHD Guiding
V字型に左からNGC694、IC167、NGC691、IC1730、NGC680、NGC678です。
距離わかりません。調べてみたけど載ってません。後退速度も不明なので計算のしようがありません。追々調べてみましょう。
(12月21日追記: Cartes du Cielで視線速度がわかるんですね。知りませんでした。それによると、この6つの銀河はほぼ視線速度3000Km/s近辺でした。ハッブル定数71とすると距離は約1億4000万光年という事になります。)
4枚撮ったのに2枚流れました。2枚しかないので写り悪いです。
ガイド星が中々見つからなかったので構図も悪いです。
Cartes du Cielに表示させているガイドエリア(Finder mark)のオフセット位置がかなり違ってました。これを撮った後にテストの星入れて調整し直してみましたがこれで合ったかどうか実はよくわかりません。
さて、昨年末、風邪をひいている最中に77EDIIでIC434(馬頭星雲)を撮影しましたが、その時に「来年はこれをVC200Lで撮ってやろう」と心に誓っておりました。その時が来るのを待っておりましたら、他の有名な方に先を越されてしまいました。殆どおんなじ機材構成で・・・(笑)。
後追いになるのも面白くないので「やーめた」・・・と思っておりましたが、本命をガイドミスした原因がとても暗い星でガイドしたことによるガイド選択の影響なのか確かめたくて撮影対象を探しておりましたら、丁度天頂を超えたばかりのオリオンがありましたのでテストがてらに撮ってみました。
IC434
VC200L + LPS-P2 + EOS KDX(SEO-SP2) ISO1600 20min×2枚+30min×2枚(8℃)
EM-200 + DSI-Pro + PHD Guiding
ガイドの不調で本命の撮影に失敗して機嫌が悪かったので半ばやけくそです。導入してその場にあったガイド星でいきなり撮影開始しましたら構図がよろしくありませんでした。
ガイド不調の状態そのままで撮りましたのでやっぱり少し流れてしまいました。そこそこ明るい星でガイドしたので多少は良くなってますが、それでも流れています。ガイド星の選択で多少はガイドが良くなりますが、それでもバランスミスを吸収するほどまでには作用しないということでしょう。
わたくしが赤い星雲を処理するといつもこういう色になってしまいます。これはわたくしに課せられた運命なんでしょうか(笑)。
昨日30分で処理したM65、M66の背景があまりにも滑らかだったことに気を良くして、今日は色んな対象を処理し直してみたけどさっぱりダメでした。
M106とNGC2403は背景が破綻してしまいました。
透明度が抜群に良い空で30分×6枚位ないとあの背景にはならないんでしょうね。
まあ、それでも何らかの結果は残しておきたいのでNGC2903の再々処理をしてみました。
NGC2903(2008/2/28撮影分)
VC200L + LPS-P2 + EOS KDX(SEO-SP2) ISO1600 20min×4枚(3℃)
EM-200 + DSI-Pro + PHD Guiding
この対象はEM-200を導入して3回目の撮影でオートガイドテスト中のものですのでPHD Guidingのパラメータがまだちょっと甘くて星が流れてます。
その後一回、M1(カニ星雲)と合わせて再処理したのですが、その時より色は良くなりましたが逆に背景はかなり荒れました。
色の大まかな調整の仕方も少しですがわかってきました。微調整についてはまだまだですけど。
こうして少しだけでも微細な構造が見えてくると、また一層想像が掻き立てられます。
お月さまも大きくなってきて撮影できませんので今やっている方法で過去の撮影画像などを弄って遊んでいます。今年3月に撮ったM51を弄ってみたところこんな風になりました。
M51(2008/3/8撮影分)
VC200L + LPS-P2 + EOS KDX(SEO-SP2) ISO1600 30min×3枚(2℃)
EM-200 + DSI-Pro + PHD Guiding
トーンカーブを弄ってないのになんだか色が勝手に青くなってしまいました。
当時はSI5でカラー化しましたが、今回はSI6でカラー化しています。
カラー化(ベイヤー・RGB変換)の際のオプションに、SI5の時は「自動補正」-「カラーバランス」と言うのがありますがOFFにしていました。SI6では「色調整」-「ホワイトバランス」と言うのがありますが通常ON(自動)にしています。
この辺の兼ね合いでこんな風になる場合もあるんでしょうか?
でもなんか以前よりは良いな。周囲のぼわんとした遠方の銀河と思しきものもよく見えるようになり、左の輝星もきりっと・・・なんだか得した様な気分です。ただちょっとやり過ぎかも。
暇な時にでも過去に処理した他の対象も再処理してみよっかなー。
さてさて、BORG77EDIIによる広角掃射も昨年思い残したところは一応片づけて思いをほぼ遂げましたのでVC200Lによるちっちゃい銀河撮影に戻ろうかと思います。
変な形の銀河とか、一杯集まった銀河とか、衝突している銀河とか特徴的な銀河を撮りたいと思っています。ここ最近は予報が当たらず晴れの夜は突然来たりしますのでその為には予め何を撮るのか決めておかないといけないですね。
なーんて思っていたら今回の新月期ももう終わりです。
昨晩は本当は撮るつもりはなかったのですが、空を見たらこれまた予報に反して晴れているのでやっぱりセッティングして撮ってしまいました。
昨年の今頃は、まだ手際が悪くセッティングが完了した時には既に温度順応も済んでいてすぐに撮れたのですが、昨晩などはセッティング完了したものの星像が安定せずピント出しができるまで随分と待たされました。
開放鏡筒のVC200Lでも温度順応するには1時間以上掛かるんでしょうか。
8時20分に思い立って準備したのですが、結局最初のショットを撮り始めたのは9時40分でした。
NGC520
VC200L + LPS-P2 + EOS KDX(SEO-SP2) ISO1600 30min×3枚(8℃)
EM-200 + DSI-Pro + PHD Guiding
(トリミング後1/2縮小)
うお座にある小型の特異銀河NGC520です。距離約1億光年、幅は約10万光年らしいです。
これはアンテナ銀河みたいに2つの銀河が衝突している最中と考えられているそうです。
見る角度が違うのでこう見えるのかもしれません。
周りに銀河と思しきものが沢山写っているのですが殆ど名前が分かりません。一体どれほどの距離にあるんでしょうか。
名前が分かるものとしてはNGC520の上方にかすかにぼんやり写っているシミみたいなのがPGC5208、下方に銀河の形に写っているのがPGC5195です。PGC5242も本当は写っているのですがトリミングしたのでカットされました。
NGC520の中の人はこの時何を見ていたのでしょうか・・・。
本当は4枚撮って撤収する予定にしていたのですが、最後の1枚の撮影中、後8分というところで、お隣の家のアンテナにガイド星が掛ったらしくガイドロストで失敗しました。
アンテナ銀河の様な銀河を撮っている時にアンテナに妨げられて失敗するなんて、なんかコントみたいです。
3枚しかない割によく写ったのでもう少し枚数稼いでみたい気もしますが、もう今年のチャンスは無いでしょうね。
今晩も晴れてるんですが、上空にモヤがあるみたいで星がよく見えませんので今日はおとなしくしています。
昨日処理したM45に移動天体が写っていましたが、正体は何なのか調べる方法を探していました。
ありましたよ。
MPCheckerって言うのがあるんですね。インターネットって言うのは本当に便利なもんです。
早速調べてみました。
日時とRA、DECをCielで調べて入力してみましたところ、おそらくリブッサ(264 Libussa)という小惑星ではないかと言うところまでわかりました。(正直自信はありません。)
リブッサ (264 Libussa) は、小惑星帯に位置する大きな小惑星の一つでS型小惑星に分類され、1886年12月22日にアメリカ合衆国の天文学者、クリスチャン・H・F・ピーターズにより発見された、とこれもインターネットにありました。
今から120年以上も前に既に発見されていたなんて、なんだかすごく複雑な心境です。
わたくしはデジカメでコンポジットしてはじめて気がついたのに、当時の人はどうやってこれを見つけたんですかね。すごい人が世の中にはいるもんです。
昨晩は月、木星、金星を撮った後、やはりと言うか雲が出てきてダメかと思ったのですが、9時前には綺麗に晴れてきたので望遠鏡セッティングして撮影をしました。
今日は当然仕事なので11時過ぎには撤収しましたが、おそらく一晩中ピーカンだったと思います。
今朝は初めて車のフロントガラスが凍ってました。
日中もこれまた見事なピーカン状態で、今宵再び月、木星、金星を撮ってやろうかと早々に会社を退散してきました。帰宅途中の車中からは見事なコラボレーションが見えたのですが、帰ってカメラを持ち出した時には既に月が雲に覆われてしまってました。一応撮ったのですが雲に邪魔されてダメでした。
今日の星空指数は100%で日中の様子からすると天体撮影には絶好の空模様に思えたのですが、今現在ドン曇り状態で完全に肩透かしを喰らいました。
ですので、本日は昨晩撮った写真を処理しました。
A long time ago in a galaxy far, far away....?の方に興味の中心があるので今まで極めて優先順位が低かったのですが、まあ一応撮っておこうかと思って昨晩はM45を撮りました。
なんか「いやな予感がするぜ・・・」だったのですが。
M45
BORG77EDII + 0.85DG・L + LPS-P2 + EOS KDX(SEO-SP2) ISO1600 10min×6枚+15min×3枚(8℃)
EM-200 + DSI-Pro + PHD Guiding
(2008/12/7画像差替え:眠ーい画像だったのをしゃきっと、透明感アップした・・・つもり)
400光年の距離にある散開星団です。約6千万〜1億歳と比較的若い年齢の青白い高温の星の集団です。肉眼でもぼんやり見えます。
以前天体撮影を始めた頃に銀河が見える・・・と思ってCielで調べたらM45だったことがあります。
なけなしの技法を駆使して処理してみましたが、近くて明るい恒星なので見事なハロが出てしまってます。わたくしの技量ではこれを無くす術はありません。
ハロの周囲の見苦しい紫色だけでも何とかしてやろうと試みましたがさっぱりやり方わかりません。画像処理時間わずか2時間、あっさりとあきらめました。
まあ、刷毛で刷いた様な模様が出ただけでも良しとしましょうか。
さて、画面上下中央、左から1/4位のところに一筋の光跡が写ってます。移動天体が写ったようです。
小惑星かな?
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